アバターの意味が分からない!!
と思っているそこのあなた!
最新映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は観ましたでしょうか?
観た方、これから観る方へわかりやすく紹介したいと思います。
アバターと聞いて仮想世界との関係や由来あるのか気になった方はわたしも含め多いと思います。
わたし独自の視点もあわせてアバターの世界を楽しめるように解説などをしていきます。
あなたの“アバターの意味が分からない”を少しでも意味が分かったと言って頂けるようにしますので是非ご覧ください!
気になる“仮想世界”との関係や“由来”についても触れていきますのでお楽しみに~
アバターの意味が分からない方へ…わかりやすく紹介!
2022年12月16日(金)に映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が公開されました。
あなたは最新作、観ましたでしょうか?
一言で表すと…意味分かんない!!
という方も少なくないと思いますので、わかりやすく紹介していきます。
あなたの意味分かんない…が分かった!!
と言って頂けるよう解説していきますね。
映画アバターの意味
『アバター』の意味…なんでしょうか。
アバターとは、ネットワーク上でのユーザーの代わり、すなわち分身のことをいいます。
自分だけど自分ではない、日常生活でも大いにあると私は思います。
こんな自分がいやだ…と思うことはあると思います。
そんな中、ネット世界の自分の代わりとなるキャラクターが『アバター』です。
わたしが思うに理想と現実のギャップを埋めるのが『アバター』なのではないか。
ということです。
この観点から、映画アバターを紐解いていくと、身体が不自由な主人公がDNAが同じ兄の『アバター』とリンクして健康な身体を手に入れて違う種族の文化に触れていくというストーリーはまさに理想の自分を現実化していくということではないかなと感じます。
『アバター』を操作しているが、主人公の心の変化・成長を愛を通して進んでいく内容がとても感動しますね!
結論ですが、『アバター』の意味とは…
理想を現実化していく中で、経験したことがないことを経験して学び、心を成長させていくストーリーだと言えます!!
人それぞれ意見や感想は違うと思いますが私なりの解釈になります。
少しでも参考にして頂けたら幸いです。
アバターを製作した意図
『アバター』は3D映画ブームを加速させるきっかけとなった実写3D映画であり、リアルな3D空間を体験できることが評判を呼んで世界的に興行収入歴代1位を記録した超大作映画です。
また、金儲けになる鉱物資源を求めて緑豊かな星の自然破壊を行おうとする地球人と,その星の自然と共に生きる原住民との争いを描き、生態系の調和と自然環境の保護を訴えるメッセージを持ったSF映画でもあります。
要するに、「最新技術を駆使した3D超大作映画」という点と「人間と自然との理想的な関わり方がテーマ」という2点が重要になっています。
この対極に見える二つの要素が『アバター』の制作意図ではないかということです。
キャメロン監督が『アバター』に込めた環境保護メッセージについて、監督の伝記で述べられている。
『アバター』は純粋に現実逃避のための娯楽作品として観ることもできるし,人類の現状と将来に対する恐ろしい警告として観ることもできる。
映画で警告しているのは、核戦争による人類の大虐殺や環境の大規模な破壊。
「地球上のあらゆる生き物は、人間の科学がいまだに解明できずにいるようなやり方でつながっている」とキャメロン監督は言う。
「ところがわれわれの産業社会は、生物たちが形作るネットワークをかき乱しており、その乱し方がどんどん激しくなっている。
こんなことをしていれば必ず生物多様性を悪化させるし,最終的には人類にも深刻な悪影響が跳ね返ってくるだろう。
われわれは自然に何も与えないまま自然から奪ってきた。その報いを受ける時が迫っているんだ」
また、キャメロン監督は環境保護メッセージを単に商売の道具にしているだけの人物ではない!
彼は現実にも環境保護活動家としての側面を持っている。
『アバター』公式サイトからリンクを張られている『パンドラからのメッセージ』(A Message from Pandora)というウェブサイトでは、ブラジルのベロモンチ水力発電ダム(Belo Monte Dam)建設計画によって破壊されようとしているアマゾン川支流流域の熱帯雨林と強制移住させられようとしている原住民の部落を守るためにダム建設反対運動の支援を呼びかけている。
このサイトに置かれた同名の短編ドキュメンタリー映画では,『アバター』の出演俳優たちとともに現地を訪れたキャメロン監督が、「われらの新たな戦士」として原住民から歓迎される様子が映し出されている。
さらに,『アバター』で描かれたような、資源採掘が引き起こす環境破壊と住民の強制移住の問題は、実際に現実世界でも起こっている。
資源・環境ジャーナリストの谷口正次は次のように指摘する。
『アバター』は、今でも現実に世界の発展途上国で起きている事実に基づく “フィクション” だと言える。
その事実とは,強大な資金力と技術力を持った多国籍資源メジャーあるいはジュニアとよばれる探鉱会社そして新興国の鉱山会社が、資源豊富な途上国において豊かな自然と共生して暮らしている先住民を強制的に移住させ、自然を破壊して資源採掘を行っているケースが多々あることである。
会社は最初に先住民の移住を求めて補償金・雇用・学校建設などを提供する懐柔策に出るが、先祖代々受け継いできた文化と伝統そして環境を破壊されたくないといって抵抗する先住民に対しては、会社のセキュリティ部門、傭兵会社、地域の警察が連携して排除に当たる。
場合によっては、その国の軍隊も加わり、そのような現場は,通常人々の目に触れることはない世界だ。
映画を観た人は,『アバター』のストーリーが,この地球上の現実世界で起きていることと酷似していることに気づかれただろうか。
アバターの制作意図としては、「最新技術を駆使した3D大作映画」と「人間と自然との理想的な関わり方がテーマ」があげられる。
一見矛盾するこれら二つの要素が、『アバター』の世界観をつくっていることがわかる。
アバターの世界観とは?
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
長かったけど、まとめるとつまりこんな感じだった。 pic.twitter.com/LoFnjwX7BS— たにザッケローニ (@Tani_Zaccheroni) December 16, 2022
アバターシリーズの世界観は、とても奥が深いです。
色んな側面から映画の意味が伝わり、人によってさまざまだと感じます。
最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の意味はもちろん、1作目の『アバター』含め2作品の意味も伝わると幸いです。
この2作品ともその時代の最新鋭の3D技術を駆使して最高の映像を私たちへと届けてくれています。
一見映像が魅力の『アバター』シリーズですが、その中身がもっとも重要なことだと映画を観ていて感じました!
アバターの世界観、ぜひチェックしてみてください。
先住民族ナヴィ族の教え
地球よりはるか遠くに存在するアルファ・ケンタウリ系惑星ポリフェマス最大の衛星“パンドラ”にはナヴィという先住民族が住んでいた。
RDA社(資源開発公社)は資源の採掘を願い出るも、ナヴィ達は地球側の提示する条件にまったく関心を示さなかったため、RDA社は地球人とナヴィそれぞれのDNAを掛け合わせた人造生命体を作り、神経を接続する操作員の意識を憑依させたアバターとしてナヴィとの接触を図る「アバター計画」をスタートさせる。
アバター計画の中でナヴィ族と関わり、ナヴィ族の教えを主人公は学んだ。
1⃣埋葬した死者の魂が死後も大地に戻って生きてゆくと考え、狩りでしとめた獲物の死骸にも祈りを捧げる。
2⃣ナヴィ族の自然観では、自らの命も含めたすべての生命エネルギーが大自然の中を循環してゆくものと考えられている。
3⃣一人前のハンターの証として手に入れることのできる翼竜・イクランも、家畜や乗り物として扱うのではなく、あくまでフィーラー(触覚)を介して心を通わす友人として彼らは扱っている。
4⃣巨大な翼竜トゥルーク『空の王者』の異名をとるこの翼竜に受け入れられた者は、永いナヴィの歴史の中でも数えるほどしかいないトゥルーク・マクトと呼ばれる乗り手は、その偉容をもってすべての部族を糾合し、ナヴィの指導者として尊崇を受ける。
5⃣「ナヴィは二度生まれる」という言葉は、厳しい修行を経た後に一人前のハンターとして認められた者を迎えるためにナヴィに古くから伝わる言葉である。
惑星全体を取り巻く雄大な連鎖の中で各々の生を位置づけるその生き方は、環境破壊によって母星を瀕死の状態にまで追い込んでしまった地球人とはまるで異なるものだった!!
惑星パンドラの時間の流れ
主人公は、6年の冷凍睡眠を経て西暦2154年にパンドラに辿り着いた。
地球よりはるか遠くに存在するアルファ・ケンタウリ系惑星ポリフェマス最大の衛星“パンドラ”地球の熱帯雨林を思わせる密林に深く覆われ、特異な磁力による地形が神秘的な美しい惑星で、地下には希少鉱物アンオブタニウムが大量に眠っており、地球のエネルギー問題の解決の鍵となる希少鉱物を採掘するため人類はパンドラに進出するが、パンドラにはナヴィという先住民族が住んでいた。
わたしの勝手な感想ですが、惑星「パンドラ」はまさに昔の地球ではないかと思います!
自然豊かで命が循環し、良い文化・風習があり、種族を大切に思う世界が本来の地球です。
現在は争いが絶えず、犠牲にあわれている方々は大勢います。
今地球が求めているものこそ、映画アバターの舞台の惑星「パンドラ」ではないでしょうか。
惑星「パンドラ」が中心に自然がまわり、命がめぐるこの循環の中にナヴィ族たちは生きている。
そしてこの循環にナヴィ族たちは感謝を感じて、次の世代に伝えている。
素晴らしい命のサイクル、時間の流れですね!
アバターの意味がわからないのはスピリチュアルの内容だから?
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』観た。マジ凄かったよ。これは凄いわ。途中くらいから、見たことない生物しか出てこない異常海洋ドキュメンタリーを観てる気分になった。 pic.twitter.com/14V4ybqRkU
— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) December 17, 2022
ここがスピリチュアル!
アバターの映画を観て「スピリチュアル~!!」と思う方は少なくないはず…
ここでは「スピリチュアル」な内容を抜粋してお届けします。
主人公が生き返る?!
1作目『アバター』の終盤に主人公がアバターの身体として生を受ける描写があります。
生き返る時点で摩訶不思議!!(笑)
主人公は新たな身体を手に入れてナヴィ族として生き返ります。
わたしは、身体も生き返りますが、心も生まれ変わる描写だと感じます。
ここが!スピリチュアルポイント!!
【身体が生まれ変わると同時に心も生まれ変わる!!】
現代のスピリチュアルとの関連性
スピリチュアルとは?
この地球や美しき自然を敬うと同時に、隣にいる人にも敬意を払い、感謝の心を持つ精神性、すなわち「スピリチュアル」です。
見えない世界=スピリチュアルな世界だと思いがちですが、実際に今に感謝をするなど目に見える側面があります。
アバターの劇中にヒロインである原住民ナヴィのネイティリが主人公ジェイクに対してよくいう言葉があります。
何気ない彼女の言葉でしたが印象深かったです。
主人公は、ヒロインをはじめナヴィ族や惑星パンドラの自然と交流を通して、本来あるべき姿を知り、自分自身が成長をしていきました。
結果、心や魂の本質に気付き、五感を飛び越えテレパシーをも使えるようになっていきました!
そして映画の終盤で…
とヒロインは、主人公に言います。
主人公が感謝の心を持つことによって、見えないチカラとして、自然が力を貸してくれるのでした。
大切なことは、今生きていることへの感謝の心を持ち、自分と向き合い、自分らしく生きていくことです。
感謝を忘れずに、自分の心の声を聞くことができたなら、スピリチュアルは見えない世界の出来事ではなく、あなたの日常になると思います。
まとめ
アバター新作を観てきたんですが、ガチでエグすぎました…
・喜怒哀楽全て詰まった最高のエンタメ&史上最高のスペクタクル
・2022年に『いまだかつてない映像体験』をこんなにできるなんて…
・制作費540億円→1円たりとも無駄にしてない
・3時間超え→1秒たりとも退屈しない
・滝デミー賞受賞確定 pic.twitter.com/GRH4DJkEzk— 滝沢ガレソ🪚 (@takigare3) December 20, 2022
映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
公式サイト↓↓↓
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター|20世紀スタジオ公式 (20thcenturystudios.jp)
今回は映画アバターの意味が分からない?仮想世界にも由来ある?伝えたいことってなに!?
についてご紹介してきました。
アバターの奥深い意味を考えながら是非公開された最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』も是非、チェックしてみてください。
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